将棋の藤井聡太王将(21)=名人・竜王・王位・叡王・王座・棋王・棋聖と合わせ八冠=の王将就位式が23日、東京都文京区の東京ドームホテルで開かれた。
王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は1~2月にあり、藤井王将は菅井竜也八段(32)を4連勝で破り、3連覇を達成。2020年から20回連続でのタイトル獲得となり、それまでの大山康晴十五世名人(故人)の19連続獲得の記録を58年ぶりに更新した。
就位式では贈位状やトロフィーのほか、記念品のエアロバイクが贈られた。
藤井王将が振り飛車党の棋士と2日制のタイトル戦 で対局したのは初めてで、就位式では「第1局から中盤戦の難しい将棋が続きましたが、その中で集中して考えることができて、得るものの多いシリーズにすることができました」と語った。(杉村和将)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。