終戦直前に現在の宮城県美里町小牛田であった「小牛田空襲」を今に伝え、平和の尊さを訴える展示会が開催されています。
会場には、小牛田空襲の体験者の手記などおよそ30点が展示されています。展示された手記には、空襲に遭いながら逃げのびたものの友達が爆弾の直撃を受けて亡くなったという体験が綴られています。また、アメリカ軍が機銃掃射で落していった薬きょうも展示しています。
小牛田空襲は終戦直前の1945年8月9日、現在の小牛田駅周辺をアメリカ軍が空襲し、およそ20人が犠牲になったもので、資料が少なく、分かっていないことも多いと言われています。

展示会主催者 遠田護憲平和センター理事長 沖田捷夫さん
「仙台だけでなく、この小さな小牛田でも20人近い人が亡くなっているんだよ、それを世界で今戦争が起こっているそれを考えるきっかけに一つはしていただければね。」

「遠田平和展」は5月31日まで開催されています。

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