福岡県議会が、海外視察のあり方を見直すため、超党派のプロジェクトチームの設置を検討していることがわかりました。

県議会をめぐっては、香原勝司議長ら県議団による南アフリカなどへの視察をきっかけに、公費による海外視察について報告書を公表する義務がないことなどが問題視されています。

この問題について、香原県議が30日に代表者会議で海外視察のあり方を検討するプロジェクトチームの設置を各会派に提案することが新たに分かりました。

プロジェクトチームは県議10人程度で構成し、視察後の報告書について公表のルールを決めるほか、高額になりがちな視察費用についても再検討する見通しです。

香原議長は、TNCの取材に対し「課題を克服できるように会派を超えて改革案をとりまとめたい」としています。

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