自民党の茂木敏充幹事長は２９日、中国共産党の劉建超・中央対外連絡部長と東京都内のホテルで会談した。２０１８年を最後に途絶えている自民、公明両党と中国共産党による「日中与党交流協議会」の再開で一致。劉氏が提案し、茂木氏も賛同したという。

会談で、茂木氏は「日中間の諸懸案について意思疎通を重ね、確かな進展を示していく必要がある。政党間交流が重要な役割を発揮できるように力添えをお願いする」とあいさつ。劉氏は「中国共産党は自民党との関係を重要視している。これからも関係を増進させ、双方の交流を深めたい」と応じた。

会談の冒頭、握手する中国共産党の劉建超・中央対外連絡部長（左）と自民党の茂木敏充幹事長＝２９日午後、東京都千代田区

中国共産党の劉建超・中央対外連絡部長（左）と握手する公明党の山口那津男代表＝２９日午後、東京都千代田区

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