岸田文雄首相(発言録)

 衆参の憲法審査会において、憲法改正に関する様々な議論が行われてきており、中でも緊急事態条項については相当程度議論が煮詰まっているとの報告を受けている。

 国民に選択肢を示すことは政治の責任であり、いたずらに議論を引き延ばし、選択肢の提示すら行わないということになれば、責任放棄と言われてもやむをえない。早期に選択肢を示すためにも、憲法審査会の場などで具体案をベースに議論が前に進むことを心から期待し、自民党としても、国会の発議に向けた具体的な議論が前に進むよう、全力で取り組んでいく。(「国民の命と生活を守る武道館1万人大会」で)

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