立憲民主党から党員資格停止1カ月の処分を下された梅谷守衆院議員は5月29日に会見を開き、謝罪はしたものの謝罪に追い込まれることになった問題についての説明は一切ありませんでした。
選挙区内の有権者に日本酒などを配っていた問題で29日、立憲民主党から党員資格停止1カ月の処分を下された梅谷守衆院議員。
処分決定後、記者会見を開き、改めて謝罪した上で議員辞職を否定しました。
【梅谷守 衆院議員】
「議員を辞職する気はございません。このままこれからもしっかりと政治活動を続けていきたい」
しかし、会見を開いたものの…
【梅谷守 衆院議員】
「きょうこの時点ではお話することはできません。現地点では控えさせていただかなければならない」
何を質問しても「自主的に捜査機関に協力している」「捜査の妨げになる」と繰り返し、公職選挙法違反の疑いをもたれている行為についての説明はありませんでした。
与党で問題が起こる度にその説明責任を追及してきた立憲民主党。
【記者】
「(今後は)『捜査に全面的に自主的に協力しているので言えません』と、梅谷さんの追及だったらそう答えちゃいますよ?」
【梅谷守 衆院議員】
「私から申し上げられるのは、少なくとも自主的に申告をしているので」
これには報道陣からも…
【記者】
「ごめんなさい…。また、会話が成立していない」
今後、地元の有権者に説明に行くと話す梅谷議員。果たして有権者が知りたい問題についての説明はなされるのでしょうか。
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