政治資金規正法の改正に向けて、自民党は、衆議院の特別委員会の理事懇談会で週明けの6月3日に質疑を行ったあと採決を行いたいと提案しましたが、野党側が反対して退席したことから、自民党の石田真敏 委員長が週明け3日の採決を職権で決めました。

このあと、自民党の浜田国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が国会内で会談しました。

この中で安住氏は、自民党は修正案を国会に提出しておらず、内容を精査して質疑を行うことができないうえ、岸田総理大臣の出席も必要だなどと指摘しました。

そして、3日に採決することは認められないと強く抗議しました。

これを受け浜田氏は、石田委員長が決定した採決の日程を撤回する意向を伝え、岸田総理大臣の出席についても持ち帰って検討する考えを示しました。

そして両氏は3日に質疑を行う一方、採決日程は引き続き協議することを確認しました。

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