衆議院の特別委員会の理事懇談会で、自民党は新たな修正案を示したうえで、6月3日に質疑と採決を行う考えを伝えましたが、野党側は審議が不十分だとして反対し、退席しました。
その後、自民党と立憲民主党の国対委員長が会談し、3日は採決を前提としない質疑を行うことで合意しました。
野党側は採決の前に岸田総理出席のもとで質疑を行うよう求めていて、自民党は持ち帰って検討する考えを示しました。
自民党は4日の衆議院本会議で法案を可決させ、参議院に送りたい考えですが、野党側は自民党が要求に応じない場合、特別委員長の解任を求めることなども検討しています。
自民党の修正案については公明党と日本維新の会などが賛成する見通しで、立憲民主党などその他の野党は反対する方針です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。