また札幌でバスの減便です。運転手不足を理由にジェイ・アール北海道バスは6月3日から、過去最大規模となる54便の路線バスを減便しました。
ジェイ・アール北海道バスが6月3日から減便したのは、手稲、琴似など平日ダイヤの24路線54便です。
1日当たり約1800人に影響が出る見込みで、過去最大規模の減便となります。
退職者が急増し、慢性的な運転手不足に拍車がかかったことから、追加の減便を決めました。
「(今乗っているバスが)なくなったらちょっときついですね。交通手段が市電かバスかしかないので、ちょっと不便かな」
「やっぱり待遇の改善をしないとダメなんじゃないですかね。行政の方も運転手の生活を守っていかないと根本的な解決にならないんじゃないか」(いずれも利用者)
関係者によりますと、バス業界から待遇の改善を求めて運送業界に転職する人もいるとみられています。
ジェイ・アール北海道バスでは「体力的にきつい」ことを理由に退職する人や、運転手を目指して入社するも、仕事が合わず辞めていく人もいました。
現状で運転手は60人ほど足りないことから、さらなる減便の可能性もあるということです。
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