岸田総理大臣は、見送る方向となっていた今の国会での衆議院の解散について、改めて「考えていない」と述べました。

岸田総理大臣
「今は政治改革をはじめ、先送りできない課題に専念しております。それらにおいて結果を出すこと、それ以外のことは考えておりません」

 複数の総理周辺はこの春の春闘で賃上げが実現した後も内閣支持率が低迷し、4月の衆議院の3つの補欠選挙で全敗したこともあり、「今の国会での解散はなくなった」との見方を示していました。

 岸田総理は、衆議院の解散はせずに9月の自民党総裁選での再選を目指す方向で検討しています。

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