衆院政治改革特別委の理事会に臨む与野党の理事ら=4日午前、国会

 衆院政治改革特別委員会の理事会は4日午前、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案に関する質疑、採決の同日実施の取りやめを決めた。自民が日本維新の会の要求を踏まえて改正案を提出し直すため、日程を取り下げたいと伝えて謝罪。立憲民主党は「極めて遺憾だ。強く抗議したい」と批判した。自民が対応を急きょ転換したことで4日の特別委は流会となり、改正案の衆院通過は5日以降に先送りとなった。  理事会後、立民の笠浩史国対委員長代理は「自民の二転三転ぶりは信じられない。抜け道があり、ずさんな法案だ」と記者団に語った。


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