内閣府の「再生可能エネルギーに関するタスクフォース」を巡り、林官房長官は4日、「運営について不適切な点があった」として、河野太郎規制改革担当相に注意を行ったことを明らかにした。

「タスクフォース」を巡っては、有識者が示した資料に、中国企業のロゴが入っていたことが明らかになり、批判の声が上がっていた。河野大臣は、4日の記者会見で「タスクフォース」の廃止を表明した。

林長官は会見で、この「タスクフォース」について、「あくまで行政運営上の意見交換、懇談等の場」と位置付けられていると指摘。その上で、「構成員が、具体的な規制制度上の論点を挙げて各省庁に政策対応を求めるなど、審議会である規制改革推進会議と同様の運営が行われていたことが確認された」と述べた。

そして、河野大臣に対し「政府の指針に照らして不適切な点があったため、今後そのようなことがないよう注意を行った」と明らかにした。

一方、「タスクフォース」の廃止について林長官は、「河野大臣が自ら判断したものである」と強調した。

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