安定的な皇位継承のあり方を検討する自民党の懇談会が党本部で会合を開き、冒頭、会長を務める麻生副総裁は「自民党としてもできるだけ早期に具体的な方策を示す必要がある。これまでの意見を踏まえて考え方を整理しさらに議論を進めたい」と述べました。

会合では、出席者から政府の有識者会議が皇族数を確保する方策として示した、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族の男系男子を養子に迎える案などについて賛同する意見が出されました。

そして党所属議員からも書面で意見を募ったうえで、今月中にも党としての考えをまとめることになりました。

安定的な皇位継承のあり方をめぐっては、これまでに立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党の4党が意見書などをまとめていて、額賀衆議院議長は各党の考えがまとまり次第、国会で協議したいとしています。

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