広島市は高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種事業や若者の「転出超過」対策などを盛り込んだおよそ23億円の補正予算案を6月議会に提案することを明らかにしました。
補正予算案は一般会計でおよそ23億1900万円で、このうち、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種事業に22億6000万円あまり。
また、若者の「転出超過」対策として、首都圏・関西圏の学生に広島市での就職活動にかかる交通費や宿泊費を補助する事業に708万円を計上しました。
このほか債務負担行為としてAIを使った「被爆証言応答装置」の製作費に6800万円あまりを盛り込んでいます。
【広島市・松井一実市長】
「被爆者証言をビデオに録るなど後世に伝える取り組みをやってきたが、今回の装置を作るため費用を予算化した」
この補正予算案は今月18日に開会する広島市議会6月定例会に提案されます。
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