立憲民主党の泉健太代表は6日、同日の衆院本会議で可決した政治資金規正法改正案の採決前の討論中に岸田文雄首相が議場にいなかったことに苦言を呈した。党本部で記者団に「最重要法案で来ないのはふざけている。改革の意志をまったく感じない」と批判した。
泉氏は「採決の時だけ登場するのは政治改革への熱意のなさを表している。『火の玉になる』という言葉も噓だ」と語った。
立民の西村智奈美代表代行は討論で「首相の姿が見えない。討論を聞いた上で採決に臨むべきだったのではないか」と言及した。
首相は討論の途中で議場に入り、10分超出席した。
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