京都府の城陽市の市議会議員が会長を務める「校区社会福祉協議会」で不適切な経理処理が判明した問題を巡り、7日の議会で市議の辞職を求める決議案が可決されました。
■「社会福祉協議会」の会計を実質的に担う
城陽市で地域の福祉活動を行う「寺田西校区社会福祉協議会」は、本城隆志市議(69)が長年会長を務め、会計を実質的に担っていました。
■社協に市から交付の補助金 約290万円の不適切処理発覚 190万円ほどが使途不明
この校区社協では市から交付された補助金など、およそ290万円について本城市議が手書きの領収書を作成したり、私的な飲食代に支出したりするなど不適切な処理が発覚し、このうち190万円ほどが使途不明になっています。
■辞職勧告 議会で可決も「辞職はしない」と市議
7日の市議会で本城市議に対する辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。
辞職勧告決議に法的拘束力はなく、本城市議は取材に対し「不適切とはとらえておらず、辞職はしない」と話しています
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