茨城県守谷市内で立憲民主党の街頭演説を告知する看板110枚が、市の屋外広告物条例に違反し路上に置かれたとして、撤去されていたことが市への取材で判明した。
市によると、看板は同党の岡田克也幹事長が6日に市内で行った街頭演説を告知する内容。市民からの情報提供を受け、5月30日に設置を確認した。道路や街路樹、電灯などにこうした看板を設置することは同条例で禁止されている。
設置者名が明記されていなかったため、市は31日に党関係者に撤去を依頼。関係者は6月4日までに撤去すると話したが、過ぎても残っていたため、5~6日に市職員が撤去した。
同党県連代表の青山大人衆院議員は「弁解の余地がない」と陳謝。再発防止に向けて「看板などに限らず、ルールにのっとり(政治活動を)やっていくことを県連内で徹底する」と釈明した。【寺田剛、川島一輝】
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