宮崎市に住む外国人が増える中、宮崎市は、6月10日から外国人専用の相談窓口を開設します。

(秦萌記者)
「宮崎公立大学の裏にあるこちらの建物。入ってすぐのところに外国人専用の相談窓口ができました。」

6月10日に開設されるのは、宮崎市外国人ワンストップインフォメーションセンター MHUBです。

外国人が困ったことや知りたいことを様々な言語で相談できます。

宮崎市で暮らす外国人の数は5月1日時点で3103人いて、ベトナム、インドネシア、中国が多くなっています。

MHUBには、英語が話せる相談員が常駐し、英語以外の言語はビデオ通訳で17の言語に対応します。

宮崎市は、ゴミの捨て方や病気、災害時の対応、行政手続きなど困ったことはなんでも相談してほしいとしていて、窓口のほかに電話やメールなどでも相談を受け付けます。

(宮崎市国際政策課 戸高峰子課長)
「伴走型で支援する。「あそこに行ってください」で終わらせず、手続きを手伝ったり、一緒に行ったりしていきたい。困った時に真っ先に思い出してもらえる場所になりたい。」

宮崎市では、外国語表記のホームページや生活ガイドの作成など、外国人をサポートする事業を進めていて、MHUBの設置で外国人が暮らしやすい街づくりを目指します。

(宮崎市 清山知憲市長)
「我々ができる生活上の困りごとを少しでも解決して、暮らしやすい街づくりを進めていきたいというのが1番。より多くの外国人に選ばれる街を目指したい。」

MHUBは、6月10日以降、月曜から金曜の午前9時から午後5時まで予約なしで利用できるということです。

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