日向市総合体育館の整備見直しを公約に掲げていた宮崎県日向市の西村市長は7日、市議会で計画の妥当性を認め、整備を進めることを表明しました。
宮崎県日向市が整備を計画している総合体育館は、3年後の国民スポーツ大会のバスケットボール会場となる予定です。
西村賢市長は、今年3月の市長選挙で建設の中止を含め場所や規模の変更などを中立的に見直すと訴えて当選しました。
西村市長は、7日に開会した6月議会で、方針を説明しました。
(日向市 西村賢市長)
「総合体育館建設の妥当性を認め、避難所施設としての活用を含め、整備を進めることといたしました。」
新しい体育館の場所や規模は当初の計画通りだということです。
西村市長は、見直す点について、アリーナの床材をフローリングから塩ビのシートに変えることで、30年間の維持費用が4000万円削減できることをあげています。
(日向市 西村賢市長)
「懸念はランニングコストでありましたので、その市民の不安に応えていけるだろうと判断しましたので、作らないという選択肢はなくなりました。」
西村市長は、市民との座談会などで方針を説明することにしています。
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