慢性的な人手不足が続くバスの運転手の仕事に興味をもってもらおうと9日、福井市内で、県内のバス事業者の会社説明会が開かれました。合わせて、普通免許で運転できるバスの乗車体験も行われました。
県内では、運転手の不足が理由で4月から福井鉄道が越前市と越前町を運行する路線バスを一部廃止にしたり京福バスが6月から福井市内を運行する路線バスを減便したりするなど県民の足であるバス事業の存続が危ぶまれています。
9日は新たな運転手の確保に向け県内のバス事業者8社が合同で会社説明会を開き、県の内外から訪れた参加者約20人が、勤務体系や労働条件などについて確認していました。また、県の補助で購入された普通免許で乗れるバスの乗車体験も行われ、参加者が現役の運転手のサポートを受けながら、敷地内を運転しました。県やバスの協会などは今後、福井市内でタクシーやトラックを含めた運転手の就職説明会を開く予定です。
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