海上自衛隊のヘリコプターの墜落事故を巡り、不適切な発言をしたとして、鹿児島県鹿屋市の中西市長が、自身を減給3カ月とする条例改正案を市議会に提案することが分かりました。
これは10日、鹿屋市の中西茂市長が6月議会に提出する議案を説明するため開いた会見で明らかにしたものです。
条例改正案では、中西市長の給与を7月から3カ月間、10分の1減給するとされています。
中西市長は2024年4月に行われた記念切手の贈呈式で、伊豆諸島沖で墜落した海上自衛隊のヘリコプターと同型機がデザインされた切手について、「事故直後で値打ちがあるんじゃないか」と発言しました。
減給案はこの発言を受けて提案されるものです。
鹿屋市・中西茂市長
「ヘリに搭乗した隊員やご家族、多くの市民の皆様に不快な思いをさせたわけで、自らの給与の減額の条例を出した」
この条例改正案は鹿屋市議会の6月議会が開会する6月14日に提案され、即日採決が行われます。
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