過去最多の立候補者が予想される、東京都知事選挙。
11日午前、東京・丸の内のイベントに出席していたのは、12日、都知事選への出馬を表明するとみられる小池知事。
都庁に戻ると、記者から12日も質問を受けた。
──明日、都議会定例会が閉会、意気込みは?
小池百合子都知事:
議会のさまざまなやり取りなどを踏まえて、東京があるべき姿は何なのか、熟考してまいりたい
記者からの「一部報道で知事の出馬が報道されていますが?」といった問いかけには、無言の小池知事。
その都知事選を巡っては、動きが活発化。
自民党東京都連・萩生田光一会長:
小池さんが3選の出馬をするならば、支援する方向で考えている
小池知事が出馬を表明していないにもかかわらず、自民党東京都連は10日、小池氏の支援を表明。
しかし、確認団体を通じて、表立たない形での支援を検討している。
前回の都知事選で掲示されたポスターには、「女性知事に一票を!」と大きく書かれ、小池知事のイメージカラー緑を使っている。
しかし、顔写真はなく人型のシルエット。
そして、名前はどこにも書かれていない。
なぜかというと、確認団体は選挙中に政治活動が認められる一方、ポスターなどに、候補者の名前や顔写真を使うなど、特定の候補者を直接支援することができないため。
裏金事件を引きずる自民党は、確認団体を通じて、小池知事を間接的に支援するとみられる。
一方、反自民・非小池を掲げ、すでに出馬を表明した、立憲民主党の蓮舫議員。
12日は、国会の委員会に出席。
同僚議員の質問中も眼鏡をかけ、パソコンと向き合っていた。
都知事選には、これまで広島・安芸高田市の石丸前市長や、航空自衛隊の元トップ田母神氏、タレントの清水氏、元衆議院議員の小林氏など、すでに40人以上が出馬を表明している。
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