北陸新幹線の〈敦賀ー新大阪〉間の整備を協議する与党整備委員会が、6月18日に開かれることが分かりました。2025年度の政府予算編成に向け、敦賀以西ルートの認可、着工のカギを握る場となります。
「与党北陸新幹線敦賀・新大阪間整備委員会」は、沿線の与党国会議員が敦賀以西の整備の扱いを協議するもので、認可・着工に大きな影響力があります。
敦賀開業後初めて、また2025年度の政府予算編成に向けて初めての会合となり、米原ルートへの再考を求める動きも踏まえ、小浜・京都ルートの再確認や、従来、認可後に行っていた駅の位置や工法の検討に必要な調査の内容などが報告されるということです。
敦賀以西を巡っては2016年、小浜・京都ルートが決定し、これを前提に駅の位置や詳細なルートを決めるための調査が終盤を迎えています。
県は、年末の政府予算編成で着工関係の予算が盛り込まれる必要があり、今夏の概算要求で、それに結び付くような要求がされるかどうかが山場と見ています。
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