兵庫県議会では、13日午前、斎藤知事のパワハラ疑惑について調査するための「百条委員会」の設置が提案されました。

午前11時に始まった兵庫県議会の本会議では、最大会派の自民党議員団らが斎藤元彦知事のパワハラ疑惑について調べる「百条委員会」の設置に関する動議を提出しました。

ことし3月、斎藤知事のパワハラ行為などを告発する文書を配布した県の幹部職員(60)について、県は内部調査で文書の内容を「事実無根」と判断し、懲戒処分としました。

しかし、一部の県議らは「内部調査は信用できない」などとして、調査方法や処分について疑問視する声が上がっていました。

百条委員会は虚偽の証言をした場合に罪に問われることがあり、この後、動議について、賛成側と反対側の討論が行われた後、採決が行われ、設置されるかどうかが決まります。

設置が決まれば兵庫県議会で1973年以来となります。

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