19日夜、総理大臣官邸で行われた会談で、両首脳は、ロシアと北朝鮮の軍事協力の拡大は、インド太平洋地域の安全保障環境の悪化にもつながるとして懸念を共有し、強く非難しました。
また、南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、緊張を高めようとする行為に反対する立場などを共有し、地域の平和と安定に向けて、安全保障協力などを推進していくことで一致しました。
そして両国の間で、安全保障などに関わる機密情報を適切に保護するための協定を締結することで実質合意しました。
岸田総理大臣は会談のあとの記者会見で「力による一方的な現状変更の試みは、いかなる場所であれ断じて容認できないと確認し、ともに同志国との連携を強化することで一致した。これを契機に両国関係を一層強固なものにしていきたい」と述べました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。