北海道で撮影されたクマの映像です。
クマの出没が各地で相次ぐ中、猟友会がクマの駆除への協力を辞退している空知の奈井江町で6月19日、町議会が始まりました。
道路に現れたクマ。一直線に走り出したかと思うと、シェルターの壁をよじ登り始めました。
中標津町の道道で6月18日、クマ1頭が目撃されました。子グマとみられています。
「こわいね~。親(グマ)いたら怖いわ」(ドライバー)
北海道でクマによる被害や目撃情報が相次ぐ中、猟友会への報酬額などが問題となっている奈井江町で6月19日、町議会が始まりました。
三本英司町長には猟友会との関係などについて、質問が相次ぎました。
「真摯な対応を行って双方が歩み寄れるようなものを築き上げるのが一番良い。安心安全なまちづくりを築き上げていくのが一番大事」(奈井江町議)
「真摯な対応で臨んでいるつもりでいます。現在はうちの職員だけですので、もう一度ハンターが構成メンバーの中に入っていただいて、効果的な駆除ができないかということで提起をさせていただいた。真意が伝わらなかったことは非常に残念な思いをしている」(三本 英司 町長)
猟友会の砂川支部奈井江部会は、報酬額が低いことや人員不足などから5月、協力を辞退しています。
「猟友会の協力が得られない中で、どう駆除を進めていくのか、今後の体制をお伺いします」(奈井江町議)
「猟友会に属していない町内のハンターグループに、町として対応をお願いしている。民間事業者の業務委託についても検討を進めている」(三本 町長)
これに対して猟友会は…
「(問題の)決着がつくまでの間、クマが出たらどうするのか、どうするかは町が考えることで、俺が考えることではない。断った話にしゃしゃり出ていくのも変な話だし、行く理由もない。まず呼ばれないだろう。そこは安心した」(北海道猟友会 砂川支部 奈井江部会長 山岸 辰人さん)
奈井江町ではクマの目撃情報が相次いで報告されていて、早急な体制づくりが求められています。
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