愛媛県で初めて特定外来生物「ヌートリア」が、松山市の中島沖で5月に確認されたなか、目撃情報があった中島でヌートリア1匹が20日に捕獲されました。
松山市沖の中島では5月31日に、海を泳いでいる「ヌートリア」を確認。南米原産の泳ぎが得意なほ乳類で、水辺に近いところの植物を旺盛に食べるなど、生態系への影響から特定外来生物に指定されています。
この目撃情報があった中島で20日に住民がヌートリアらしき1匹を発見。捕獲されました。県生物多様性センターが調べた結果、ヌートリアであることが確認さました。
久保柊馬記者:
「捕獲されたヌートリアです。体長は40センチ程でしょうか。今は非常に落ち着いています」
愛媛で捕獲されたのは初めてで、20日時点で農業への被害は確認されていません。
ただ西日本を中心に生息域が拡がっていて、水生生物や農作物への被害が懸念されています。このため松山市は21日から中島で、繁殖の有無などの現地調査をしてワナの設置など対策を進めることにしています。
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