自民党の派閥による政治資金パーティーの裏金事件を受けて6月19日に改正政治資金規正法が参議院本会議で可決・成立しました。

19日行われた参議院本会議での採決では衆議院で賛成した日本維新の会が反対に転じましたが自民・公明などの賛成多数で可決・成立しました。

改正政治資金規正法はパーティー券購入者の公開の基準を現行の「20万円超」から「5万円超」に引き下げるほか政治資金収支報告書の「確認書」の交付を国会議員に義務付けます。

党が支給する「政策活動費」は領収書などを10年後に公開するとし野党が廃止を求めた企業・団体献金については維持されたままとなっています。

この法改正の受け止めを岩手めんこいテレビが取材したところ、立憲民主党の横澤高徳参院議員(岩手選挙区)は「裏金の目的や使い道も明らかになっていない。ルールを守らない人たちがルールを作るのが問題。選挙で国民に信を問うべき」と述べました。

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