憲法改正の実現を目指す自民党の議員連盟は国会の会期末を前に、21日に会長の衛藤元衆議院副議長や二階元幹事長らが出席して国会内で会合を開きました。

そして「自衛隊の明記」と「緊急事態条項の新設」を盛り込んだ条文案をとりまとめました。

このうち「自衛隊の明記」については、9条を改正し「平和と独立を守るため自衛隊を保有する」などと明記するとしています。

また「緊急事態条項」については、武力攻撃や大規模な自然災害、感染症のまん延などで国民生活に甚大な影響が生じる場合に内閣が緊急事態を宣言し、衆議院選挙などの実施が困難な状態になった時には議員任期の特例を設け、延長できるようにするとしています。

議員連盟は、条文案を党執行部に提出し議論を加速させたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。