写真はイメージ=ゲッティ

 22、23日実施の毎日新聞世論調査で、「選択的夫婦別姓制度」導入の賛否を聞いた。「賛成」は57%で「反対」の22%を上回った。「どちらとも言えない」は20%だった。

 「賛成」は男性で53%、女性で59%。公明党や主要野党支持層、無党派層の各6割以上が「賛成」と答えた。自民党支持層では「賛成」は約4割で、「反対」「どちらとも言えない」も各約3割あった。

 夫婦の名字を同じにするか別にするかを選べる同制度を巡っては、経団連が10日、早期導入のための民法改正法案提出を政府に求める提言を発表した。岸田文雄首相は21日の記者会見で「家族の一体感や子どもの姓をどうするかなどに関心を持つ消極的な意見もある」と語るなど、導入に慎重な姿勢を示している。【村尾哲】

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