愛媛県松山市を走る観光列車「坊っちゃん列車」の運行継続へ模索が続くなか、市が28日から市民と観光客を対象にアンケート調査を行います。

「坊っちゃん列車」を巡っては、運行継続の支援へ松山市が行ったクラウドファンディングの結果、目標の2500万円に対して寄附額が280万円程と約1割に留まりました。

市議会の産業経済委員会では27日、市の担当幹部は2回目のクラウドファンディングの実施は、市民や観光客などへのアンケートや経済波及効果の調査を基に総合的に判断すると答弁しました。

市によりますとアンケート調査は28日から7月31日まで約1カ月間実施。対象は無作為に選んだ18歳以上の市民2000人と、松山市を訪れたことのある県外在住者1000人のあわせて3000人としています。

調査は市民には調査票を郵送、県外在住者はアンケートモニターを活用し、郵送やウェブで回答を求めます。

質問項目は、市民には「坊っちゃん列車の運行継続の必要性」のほか「年間5000万円程度の赤字や、3億円とされる車両の更新費用を市が税金で負担すべきか」などを質問。県外在住者には「坊っちゃん列車に乗ったことがある」「どのようなサービスがあれば乗ってみたいか」などを調べます。

市は28日から調査票を発送し、経済波及効果の調査とあわせて9月末までに取りまとめる予定です。

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