京都府京丹後市は16日、市が実施する狂犬病予防注射(集合注射)の屋外会場で、飼い主の氏名や住所などの個人情報が記載された文書の束が強風で飛散し、1枚を紛失したと発表した。市は紛失した文書に記載されていた飼い主を特定し、すでに謝罪した。

同市によると、16日午前11時50分ごろ、集合注射会場の市大宮庁舎前で、飼い主が持参した76枚の「狂犬病予防注射済票交付申請書」の束が強風で飛散した。職員が重しを置こうとした際、強風に見舞われたという。このうち75枚はすぐに回収できたものの、残り1枚については職員が数人がかりで庁舎周辺を捜索したが、見つからなかった。

市は「今回の件を厳粛に受け止めて、受け付けの都度、専用ファイルへのとじ込みを行うなどして再発防止に努める」としている。

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