所得公開の対象となるのは、去年1年間を通じて議員を務めた衆参両院の国会議員あわせて693人で、去年やことしの補欠選挙などで当選した議員は含まれていません。
NHKの集計によりますと、去年1年間の議員1人当たりの所得の平均は、
◇衆議院議員が2642万円、
◇参議院議員が2319万円で、
▽全体では2530万円と、前の年より374万円多くなりました。
前の年より増えたのは、2018年以来で、新型コロナの感染拡大を受けて2020年から行われてきた歳費の削減がなくなったことも影響しているとみられます。
最も所得が多かったのは、
▽自民党の中西健治・衆議院議員で7億4679万円、
次いで、▽自民党の鳩山二郎・衆議院議員が4億1701万円、
▽自民党の新谷正義・衆議院議員が1億3181万円などとなっています。
各党党首の所得は、
▽自民党総裁の岸田総理大臣が3875万円、
▽立憲民主党の泉代表が2034万円、
▽日本維新の会の馬場代表が2074万円、
▽公明党の山口代表が2129万円、
▽共産党の田村委員長が2051万円、
▽国民民主党の玉木代表が2169万円、
▽れいわ新選組の山本代表が2246万円、
▽教育無償化を実現する会の前原代表が2386万円、
▽社民党の福島党首が2029万円、
▽参政党の神谷代表が2648万円となっています。
また、政党別の所属議員の平均所得は、
▽自民党が2808万円、
▽立憲民主党が2247万円、
▽日本維新の会が2305万円、
▽公明党が2078万円、
▽共産党が2022万円、
▽国民民主党が2367万円、
▽れいわ新選組が2055万円、
▽教育無償化を実現する会が2104万円、
▽社民党が2002万円、
▽参政党が2648万円となっています。
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