雲仙市の職員の男が2023年に職場で現金3万円を盗んだとして窃盗容疑で逮捕されました。
男は当初、現金を紛失したと話していましたが、捜査の結果、ウソだったことがわかりました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは雲仙市瑞穂総合支所の職員 吉田尚平容疑者(39)です。
吉田容疑者は2023年6月から9月にかけて、執務室の金庫に保管していた消防団員2人への福祉共済金、あわせて3万円を盗んだ疑いが持たれています。
雲仙市によりますと、吉田容疑者は当時、福祉共済金を紛失したと話していたため、市は警察に被害届を提出、その後、吉田容疑者を停職6か月の懲戒処分などとしました。
紛失したとされる現金は吉田容疑者の机の近くで発見されましたが、警察は捜査を続け、吉田容疑者が盗んだものとみて17日に逮捕しました。
雲仙市の金澤秀三郎 市長は、「市民の信用を失墜させる行為で誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げる」とコメントしています。
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