県議会6月定例会は2日、最終日を迎え、老朽化が進む県の埋蔵文化財センターの移転費を盛り込んだ補正予算案などを可決し閉会しました。
6月定例会で可決された県の補正予算案は、一般会計でおよそ1400万円で、県の埋蔵文化財センターの移転に必要な施設改修の設計費が計上されています。
広島市西区の県立埋蔵文化財センターは、県内で発掘された出土品の調査などを行っていますが、建物の老朽化に加え収蔵スペースが手狭になっていました。
このため県は、同じ建物にある行政文書を保管する書庫と合わせて、ことし3月末に閉校した広島市東区の旧安芸高校に移転させる予定です。
県議会6月定例会はこのほか、能登半島地震を踏まえ、被災地などに派遣する職員の特殊勤務手当を増額する条例の改正案など合わせて20議案を可決しています。
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