防衛省は10日、自民党の会合で、海上自衛隊での潜水手当の不正受給や特定秘密の漏洩について事実と認めました。
処分される隊員の数は大規模になるということです。
小野寺元防衛相:
このような不祥事が続くということは、正直言って「いったい何をやっているんだ」と強い思いを持つしかありません。今回はしっかりうみを出し切って。
防衛省は自民党の国防部会などの会議で、海上自衛隊で実際には潜水していない隊員が不正に潜水手当を受け取ったことや、艦艇などで「特定秘密」について扱う資格がない海上自衛隊員にも、秘密情報を扱わせる状態が続いていたことを認めました。
また、防衛省内でパワハラがあったことも報告しました。
防衛省はこれらの不祥事について詳しい調査を進めていて、週内にも発表する予定です。
海上自衛隊は不正に関わった隊員を処分する方向で、関係者によると、処分は過去にないくらいの大規模になる見通しだということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。