北九州市に公立の夜間中学校が初めて設置され、17日の夜、新入生13人が出席して開校式が開かれました。
新たに開校したのは、「北九州市立ひまわり中学校」で、様々な事情から義務教育を十分に受けられなかった人たちに、学び直しの機会を提供します。
15歳から79歳までの13人が、1年生から3年生として入学し、開校式では、パキスタンから来日したヤクブ・ファワドさん(16)が、国籍や年齢を超えて共に学び合うことを誓いました。
教室は、北九州市小倉北区の菊陵中学校内に設けられていて、専属の教職員14人が配置され、平日の夕方5時50分から夜9時まで授業が行われます。
◆新入生 桂民子さん(73)
「もう一度勉強したかったんです」
Q一番勉強したいことは?
「英語!」
公立の夜間中学の開校は、北九州市内では初めてで、市の教育委員会は、学びたいと望む人に寄り添いたいとしています。
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