西鉄バスは16日、佐賀と久留米を結ぶバス路線のうち江見線について、今年10月5日から便数を半減して運行することを正式に発表しました。来年10月には路線自体を、廃止する方針です。
西鉄バス佐賀の江見線は、佐賀市の佐賀第二合同庁舎から国道264号線を通って神埼市やみやき町などを経由し福岡県の西鉄久留米とを結んでいますが、今年10月5日から便数が半減します。
西鉄バスによりますと変更後、佐賀発は平日が15便から8便に土日祝日が15便から7便にそれぞれ減便となりますが、国道34号を通る神埼線は、現行のままとしています。
今年2月、西鉄バス佐賀は佐賀市に対して、「深刻な運転士不足」を理由に来年10月1日で江見線を廃止することを申し入れていて、その後、沿線の佐賀市、神埼市、みやき町が運行継続や廃止時期の延期などを求めていました。
路線の発着地点となる佐賀市は「江見線は市民の重要な移動手段。利用者への影響を少なくできるよう運行継続を第一に引き続き求めていきたい」としています。
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