魚のすり身に赤い色を着けピリ辛味に仕上げた「赤てん」。浜田市の名物としておなじみですが、この赤てんの工場の増設を島根県などが支援することになり、16日に県と業者などが覚書を交わしました。
村上遥アナウンサー:
島根県民に長年愛されている浜田市特産の赤てん。今回生産量をどんどん増やしていくということなんです。
魚のすり身に赤い色を着けピリ辛味に仕上げた「赤てん」。魚の街、浜田市を代表する名物です。丸山知事も「2枚重ね」でぱくり…。
島根県・丸山知事:
美味しいです。マヨネーズに七味をふって、さらに辛くして食べる。その時はビールが必ず。
大好物の一つということで即、完食です。
その赤てんの工場増設を計画しているのは、浜田市の江木蒲鉾店。島根県と浜田市から事業費の支援を受けることになり、県庁で江木修二社長と丸山知事、浜田市の久保田市長が覚書を交わしました。
練り物製造を手がける江木蒲鉾店の主力商品は、国産の魚のすり身を使った「赤てん」。東京のアンテナショップでの売れ行きが好調なことなど県外の大手スーパーなどへの販路拡大で、今後も需要が見込まれることや、現在の工場が老朽化したことなどから、市内の工業団地に工場を移転、増設します。
新工場の延べ床面積は約3400平方メートルと現在の1.5倍に。生産量も1.5倍に増加する見込みです。総事業費約3億3300万円のうち、島根県が約3330万円、浜田市が約1665万円を助成します。
江木蒲鉾店・江木修二社長:
(売り上げが)コロナ禍前に戻った。生産能力が小さいがためにお受けできなかった取引先に再度声掛けして、少しづつ対応出来るようになりましたと伝えていく。
新工場は2024年11月に操業を始める予定で、江木蒲鉾店は操業後の3年間に新たに3人の雇用を計画しています。
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