日本、米国、韓国3カ国の制服組トップは18日、防衛省で会談し、北朝鮮とロシアの軍事協力を非難する共同声明を出した。北朝鮮に安定を損なう活動を直ちに停止するよう強く求めた。
自衛隊の吉田圭秀統合幕僚長、米軍のブラウン統合参謀本部議長、韓国軍の金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長が参加した。
会談の冒頭で吉田氏は「北朝鮮とロシアの軍事協力の強化は北東アジアや欧州の安定を脅かす重大な懸念事項だ」と語った。「日米韓の強固な結束を内外に示すことが地域の平和と安定にとって極めて重要だ」と強調した。
3カ国は中国を念頭に「インド太平洋地域での、いかなる力による一方的な現状変更の試みにも反対する」と表明した。台湾問題について平和的な解決を促した。
同様の会議を2025年に韓国で開くことも合意した。
3カ国の会談に先立ち吉田氏は、韓国の金氏との会談も開いた。日韓の制服組トップが対面で会談したのは15年以来9年ぶり。
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