立憲民主党の野田元首相は21日、9月に行われる代表選と自民党総裁選の位置づけについて、「いずれ総選挙になった時の首相を選ぶ戦いだ」と述べた。

野田氏は、青森県野辺地町で記者団に対し、立憲代表選と自民総裁選について、「いずれ総選挙になった時の首相を選ぶ戦いだ」として、「国のトップを選ぶ大事な代表選、総裁選という位置付けだ」との考えを示した。

一方、自身が代表選に立候補する可能性について問われると、「党内では不人気だ」と述べ、改めて慎重な姿勢を示した。

また、19日夜に、東京都内で小沢一郎議員と会談したことについては、「政権交代につなげる代表選にしなければいけないという基本的な認識のすり合わせができた」と明かした。

小沢氏は、党内人事の刷新を求めているが、野田氏は、泉代表ら執行部について「頑張っていると思う。だから支える」と述べた。

政権交代の必要性については、「十数年に一回は政権がかわり、予算編成や人事などで風通しを良くすることが大事ではないか」とした上で、「信用されていない政治の立て直しは、今の政権の継続ではできない」と強調した。

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