立憲民主党の小沢一郎氏が会長を務めるグループ「一清会」は6日、国会内で9月投開票の党代表選の対応を協議した。グループで結束して泉健太代表以外の候補者を支持する考えで一致した。推す候補者の人選は小沢氏に一任した。

小沢氏は協議後、記者団に「盆明けには何らかの方向性を決めていかなくてはならない」と述べた。支持する候補者について、野田佳彦元首相や枝野幸男前代表ら6氏を念頭に「他に誰かいるか。その中から選ぶ以外にないだろう」と語った。

両氏のほかに馬淵澄夫、小川淳也、重徳和彦、江田憲司各氏から依頼があり、会談したと説明した。6氏の中で立候補者がいた場合に支援を検討する認識を示した。

「政権を取るにはまず野党の協力体制をつくらなければならない」と触れ、次の代表に必要な資質だと強調した。

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