自民党の総裁選挙へ「具体的に動きたい」と述べた加藤勝信元官房長官が、地元で決意を語る姿をFNNが単独取材しました。

出馬の準備に入ると8月16日に表明した加藤氏は17日、地元の岡山県での夏祭りに参加しました。

加藤氏は「今回、意を決してひとつ挑戦をしていこうと、取り組みをさせていただいております」と述べました。

一方、同じく地元の祭りに出た小泉元環境相は、総裁選への対応を明らかにしませんでした。

子どもから「総理大臣になるために頑張っているんですか?」と尋ねられた小泉元環境相は、「ここのマスコミの人たちにそう言ってこいって言われなかった?」と笑いながら応じていました。

意欲をにじませていた茂木幹事長も、記者団の取材に「夏の間、考える」と述べるにとどめました。

ただ、講演では、田中角栄元首相の「日本列島改造論」を思わせる「列島の再改造」に言及しました。

茂木氏は「地方に風が吹いてきた」「日本列島の再改造、もしくは東京一極集中の是正」と述べました。

こうした中、上川外相は「岸田総理に私の決意を伝えた」とSNSで明らかにしました。

また、出馬に必要な推薦人20人の確保に向けた電話かけについても投稿しています。

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