岸田文雄首相が8月31日に能登半島地震の被災地・石川県を訪問し、液状化の被害現場を視察する方向で調整していることが分かった。退任を前に、復旧・復興の進捗状況を確かめるとともに、被災者を激励したい意向だ。首相の被災地入りは7月1日以来、4回目。政府関係者が20日、明らかにした。  視察先は、宅地が液状化した県中部の内灘町の予定。能登半島地震では新潟、富山両県などでも液状化被害が起きており、宅地や住宅の復旧、地盤対策が課題となっている。輪島市も訪れ、地震による大規模火災で甚大な被害を受けた「輪島朝市」の出張開催を視察する計画だ。なりわい再建に向けた取り組みについて説明を受ける。


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