9月に行われる自民党総裁選をめぐり、石破茂元幹事長は24日、地元の鳥取県で、「38年間の政治生活の集大成として、これを最後の戦いとして、原点に戻り、全身全霊で皆様に支持を求めていく」と述べ、出馬を正式に表明した。

政治資金問題について、「限りない透明性を持って国民に向けて公開する」とした上で、「改正された政治資金規正法を守るのは当然のこと。さらに透明性を深めるための努力を最大限にする」と強調した。

また、石破氏は、「裏金事件の審判を国民からいただかなければならない」とした上で、「審判をあおぐ時期は、なるべく早い時期に行うべきだと考えている」と述べた。

さらに衆院の解散総選挙の時期を問われた石破氏は、「技術的に可能であれば、最も早い時期だ」と説明した。

地元での出馬表明にこだわってきた石破氏が選んだ場所は、鳥取県八頭町の神社の境内。

石破氏は、「小学校の頃、夏休みに、ここで夏祭りがあった。本当ににぎやかだった。日本は今ほど豊かでなかったが、一人一人に笑顔があった。もう一度、にぎやかでみんなが笑顔で暮らせる日本を取り戻す」と強調した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。