泉代表 地方議員から立候補の要請文受け取る

泉代表は26日、国会内で党所属の有志の地方議員から、立候補の要請文を受け取りました。

要請には106人の地方議員が賛同していて、要請文では「世代交代を進めながら『未来への責任』を果たそうという取り組みや、『現実的な政策提案』を行っていく取り組みを後戻りさせるわけにはいかない。新しくなってきた党をさらに前に進めるため、泉氏の立候補を強く求める」としています。

要請のあと、泉氏は記者団に対し「大変重たい要請をもらった。きょうとあすも党内の国会議員と意見交換し、これまでの3年間以上のさらなる取り組みができるという思いを伝え、できる限りの理解を得たい。意欲を持って仲間たちと議論しながら、準備を進めていきたい」と述べました。

野田元首相「政権とるためにどうしたらいいか熟慮したい」

代表選挙への立候補に向けて調整を進めている野田元総理大臣は26日朝、地元のJR津田沼駅前で、日常的に実施している駅前での有権者に対する声かけなどを行いました。

このあと記者団に対し、「政権をとるためにどうしたらいいか熟慮したい」と述べました。

また、かつてみずからを「ドジョウ」に例え「泥臭く国民のために汗をかく」と訴えたことを念頭に、「『ドジョウ』も必要なのかもしれないという印象は持つようになってきた」と述べました。

野田氏は26日に有権者に配ったチラシの中で、「次の衆議院選挙は自民党を過半数割れに追い込む絶好のチャンスだからこそ、代表選挙を弾みにしないといけない。外交や経済、危機管理などを考えると、次の党代表は刷新感よりも安定感が求められているかもしれない」とつづっています。

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