上川陽子外相は27日の閣議後の記者会見で、9月の自民党総裁選への立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保を急いでいると説明した。「推薦人が集まらないと立候補できない。何とか土俵に乗るために取り組んでいる」と話した。

総裁選に意欲を示す上川氏を支援する国会議員らが26日に会合を開いたことに「大変心強い」と言及した。「志を同じくする皆さんと日本の将来を議論し、日本の変化をつくると共有できた」と述べた。

現職の外相であることは総裁選での強みだとして、留学や外相の経験で築いた海外とのネットワークを重視していると紹介した。中東やウクライナ、東アジアの情勢への対応について「首相になったらしっかりと進めていきたい」と言明した。

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