共産党の志位議長は27日、記者会見し、29日から来月10日までの日程で、ドイツとベルギー、それにフランスのヨーロッパ3か国を歴訪すると発表しました。

このうちドイツでは国際会議に出席し、ことし4月に党がまとめた提言を踏まえ、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けて、国連憲章や国際法などに基づく和平実現の重要性を訴えることにしています。

また、NATO=北大西洋条約機構や日米同盟などによる軍事同盟が強化されていると指摘し、軍拡に反対する姿勢を強調する考えです。

共産党によりますと、議長や委員長がヨーロッパを訪れるのは35年ぶりだということで、各国で左派政党の幹部との会談も予定しています。

志位氏は「ウクライナ侵攻は、即時に和平交渉を始める道理があり、交渉の目的や原則をはっきりさせることが必要だと発言するつもりだ」と述べました。

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