衆院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=22日午前、国会(春名中撮影)

岸田文雄首相は22日の衆院予算委員会で、伊豆諸島の鳥島東方海域で海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故について「重大事故の発生を重く受け止め、自衛隊機の安全な運航に万全を期してまいりたい」と述べた。

首相は「事故機のものとみられるフライトレコーダー(飛行記録装置)が近接した場所で回収されていることから、2機が衝突して墜落した可能性が高いと報告を受けている」と説明。「大切な隊員を失ったことは痛恨の極みだ。殉職した隊員に対し心から哀悼の意をささげるとともに、引き続き、7人の行方不明者の捜索救助に全力を尽くしてまいりたい」と強調した。

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