燃料デブリの取り出し作業が中断した問題で、東京電力の小早川社長は近く齋藤経済産業大臣に原因と対策を報告する。
福島第一原子力発電所２号機では、8月22日に“燃料デブリ”の取り出し作業に着手しようとしたところ、使用する機材設備にミスが見つかり中断した。
この問題をめぐっては、齋藤経済産業大臣が東京電力の小早川社長に対し「地元や国内外に不安を抱かせるものであり猛省を促す」として、原因と対策を報告するよう求めていたが、先週の調整は間に合わなかった。
東京電力によると、現在、経済産業省と報告内容についての調整を行っていて、近く大臣への報告を実施する見通し。
ミスは1ヵ月ほど前に設備を組み立てたときから起きていたと見られ、協力企業だけで作業が進められたことが問題視されている。
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